私達の考え方と栽培

生産者の顔

私たちは、徳島の1300年の伝統米と共に米匠の技で、昔ながらの農薬を使わない無農薬米専門にお米作りを行っています。

食の安全と健康を思い、農薬は使わず、昔ながらの栄養あるおいしさのために代々受継がれた「秘伝の堆肥」で育てています。

自然と共に歩み、あらゆる命が息づく健康な大地でこそ「食べた人を元気にするお米が育ちます。」

土に、水に、堆肥に。

こだわるほどおいしくなる米は米匠の誇り。

伝統米の繊細で栽培が難しい所は米匠の生きがいです。

長い歴史の中で時代と共に人々の考え方は変わってまいりましたが、食の安心安全だけは決してかわってはいけない大切なものです。

健康は日々の食卓で培われます。誰が、どこで、どのように育てている食べ物なのか、賢く選ぶことが『安心・安全な食べ物』の鉄則です。

私達だからできること、私達だからこそ育てることができるお米を田んぼから直接お届けします。

 

  • 「徳ばん」「まま徳」「弥生紫」伝統米・難しいお米を作る理由(わけ)

  • 商品や芸術などにはそれぞれに一番優れた時代があります。
  • 例えばクラッシック音楽はベートーベンやモーツァルトなどが活躍した宮廷音楽華やかし頃に、
  • 絵画でいえば「モナリザ」を描いたレオナルド・ダ・ビンチの時代、日本では平安時代の宮廷文化に
  • 花咲いた「平仮名」や「書」、後世の人々が太刀打ち出来ない領域で 今も厳然と人々を魅了しています。
  • お米で言えば、大正ロマン時代、各地に優れたお米が開花しました。
  • 現在は洋風化で小麦文化(パンなど)とお米文化が入乱れて、お米は全国どこでも作れて収量が多いコシヒカリ系統が大半を占め、優れたお米は農家(厳密には農協)から見放されました。
  • 私どもは全国民がお米の味覚を知り尽くし値打ちを熟知した時代、至極の米とされたものを今に受け継いでいる「理由」がそこにあるのです。

     

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  • 伝統米(お米)へのこだわり

    なかがわ野菊の里は徳島の那賀川平野にあり、ここは低湿地帯で天然の肥沃な土壌に覆われ、温暖な気候に恵まれています。

  •  昔から米どころとして献上米を栽培していた地域で、歴史では1300年前、奈良平城京に黒米を上納した土地柄、この歴史ある地で、我が家で代々受継がれてきたお米を伝統米と呼んでいます。
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  • 伝統米は現代品種と違い収量は少なく栽培も繊細で大変難儀なお米です。

  • 現在のお米は作りやすく人手のかからない量産品種が栽培の中心となっていますが、主食のお米を重要視していた時代の品種は、味の良さや栄養豊富なことを基準に作り、難さは農家の知恵と根性でカバーしていました。

    そんなお米を大切にしていた時代の稲を1300年の歴史と共に栽培しており、今も健康とおいしさにこだわったお米を育てています。

     

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  • 昔と変わらない「安心・安全」なお米作り


  • すべての工程において一切農薬は使用しておりません。


  • 苗づくりの際の種もみの消毒、

  •  抗菌剤、田植え後の除草剤、
  •  アゼの草抑制ための除草剤、
  •  殺虫剤もすべて使用しておりません。
  •  対策はすべて手作業と技術でカバーしております。
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  • どうして無農薬で栽培するのか・・・。

    それは、安全・安心なお米を私自身が食べたいですし、家族(お客様)にも食べてもらいたいから。

    そして、農薬・薬剤などを、栽培している私たち自身が触りたくないからです。

 

  • 堆肥にする有機物にもそのこだわりがあり、不安要素はできるだけ排除して栽培いたしております。
  • 例えば動物性有機肥料はその動物がどのようなエサを食べ、どのような管理下に置かれ、どのような抗生物質を使っているのかなどです。気にしだすと計り知れませんが、危ない、疑わしいと思うものはまず肥料には使わない栽培をしています。
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  • 伝統品種を代々守り続ける


  •  現在、私たちのみが栽培し、他では途絶えてしまった大変貴重なお米の種類があります。

  •  伝統的な品種のお米はあまり品種改良がされていないため、現代品種のように人が栽培しやすいように「大量に・安定した収量の確保ができて・機械作業がしやすい」というメリットがないので栽培が大変難しく生産者の技と経験が全ての結果を左右します。野性的な伝統品種はならではの味や香りが楽しめるおいしいお米ですがとても繊細で栽培が大変なため他ではつくることが難しいのです。

     門外不出のお米は、代々我家で細々と守り育てていましたが、2003年に【なかがわ野菊の里】を立上げ弥生紫(やよいむらさき:伝統黒米)を販売し始めました。今ではその独自性・希少性から有名誌・テレビ等様々なメディアでも多数取り上げられるようになりました。

  •  特に弥生紫(伝統黒米)は、この米でしか表現できない独特の甘みある柔らかな食感にご好評いただいております。私たちが栽培する米の中でも特に繊細で手間がかかります。その分、他では代えがたいおいしさがあるのです。そしてこの味を引きだすのも米匠である私たちの腕の見せ所です。

  •  抗酸化作用で知られるポリフェノールを含有し、ミネラルなどの栄養価も高く、身体のバランスを整えるお手伝いを「自然のチカラで無理なく」できるのです。白米に少量混ぜて炊くだけで、毎日の食事に気軽に取り入れられるのでおすすめです。

 

上の写真の花は「なかがわ野菊」です。絶滅危惧種に指定された野菊です。

私たちの屋号「なかがわ野菊の里」はこの野菊の名前から頂きました。私達の農業の考え方は1300年前から変わっていないと思っています。人にとって食とは「美味しいものでお腹を満たし、健康(栄養)を手に入れる」ことです。

生産の利便性・生産性を主とした考えではなく、身体に良い物(安全)を主として、生産の難しさは経験に基づく技と知恵、そして根性でカバーする。

 これが現在では失われた農業スタイルであり私たち「なかがわ野菊の里」のスタイルです。

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  • 堆肥づくりからお米になるまで2年

  • 肥料づくりは1年をかけて完熟に発酵熟成させてつくります。

  • 香りのよくなるもの、味を良くするもの、それぞれの素材の特徴を生かした秘伝の堆肥でお米本来の甘みと香りをひきだし、しかもビタミン・ミネラルが豊富になる『おいしく健康』なお米づくりをしています。

 お母さんが心を込めてつくった具だくさんのスープを食べて育つ子供と、インスタントラーメンだけを食べて育つ子供と、どちらの方が元気に健康に育つかを考えてみてください。

私たちの堆肥は、お母さんの具だくさんのコトコト時間をかけて作ったスープと同じです 。

    玄米の写真            白米の写真

  • お客様のご家庭に高品質なお米をお届けするため、米一粒づつを光センサーでチェックしています。
  • モミ、虫食い、ヤケ等が混入しないように気をくばり、玄米でもお召し上がりいただけるように管理しています。自然のものですが、おいしさと気持ちよくお召し上がりいただくために、できる限りのことをさせていただきたいと思っております。
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  放射能・残留農薬

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