阿波の伝統米「徳ばん」
『阿波の伝統米 徳ばんの一年間』を動画でご覧ください。
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「栽培の様子」はこちら>> |
2kg 玄 米 | 1,980円 |
2kg 精白米 | 2,030円 |
5kg 玄 米 | 4,180円 |
5kg 精白米 | 4,280円 |
肥料 | 落ち葉・海藻(近隣のもののみ) |
薬剤 | 一切使用していません。 |
化学肥料 | 一切使用していません。 |
放射能・残留農薬検査 (農薬を使わない栽培をしています。きちんと検査も行っています。) |
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放射性物質検査結果 | 検出せず |
アミロース(%) | 19.7%(アミロースとは:分解がゆっくり。血糖値の上がり方がアミロペクチンより遅いデンプン。コシヒカリは17%程度。) |
農薬不使用・化学肥料不使用。
伝統品種です。大粒のお米で噛むたびに味わいが増します。弾力がありますので、一口目はあっさりした味に感じますがそれは粒がしっかりしているからです。噛んで粒がはじけると香りとうまみが楽しめます。あまり噛まない人は感じる前に飲み込んでしまうので残念なので、いつもよりゆっくりとお楽しみください。夏場や朝食でもご飯が食べやすく食が進みます。実際に朝はパン食の方が徳ばんを食べだしてから朝はご飯に代わり、それと共に和食やヘルシーな食事になったという方が多いです。徳ばんならではの風味がありますからお好みに合えばこれ以外では物足りなくなります。ご飯を炊いている時の湯気で子供たちが寄ってきますよ。寿司や炊き込みごはんにしても最高です。
コシヒカリの特徴である粘りあるもちっとした食感、味とは、徳ばんはまた別の食感と味です。
徳ばんしか食べないという方も多く、我が家の定番はオニギリにして中身は梅干しで表面を焼きおにぎりにします。他には何もいりません。
大粒ですから浸水時間を2時間以上はお取いただき中心にまで水分を含ませてください。
お好みにより水加減を調節してください。
他では味わう事の出来ない徳ばんならではのおいしさがあります。
徳ばんは大粒の品種なのでコシヒカリに比べて米粒の中心にまで水が浸水するのに時間がかかります。
浸水時間は多めになります。精白米で2~3時間、玄米で一晩程度。
市販の炊飯器はコシヒカリに合わせて商品開発がされているので、徳ばんを炊くときは少しだけ水を増やして炊きます。
増やしすぎると風味が炊飯時の蒸気で抜けますので少し増やす程度で大丈夫です。
土鍋・圧力鍋の場合は炊飯時間を長くしてください。
<上手く炊けないとお感じになる場合>
コシヒカリと徳ばんは、米の種類が違うので硬さは全く異なります。
粘りモッチリが持ち味のコシヒカリに対して、香りと弾力・噛むことでうまれる味わいが持ち味の徳ばん。
お米の成分を分析しましても粘り成分はコシヒカリよりは少なくなりますが、アミロースが高くなるので食後の血糖値の上昇がコシヒカリよりも緩やかな性質をもっています。
昭和になり洋食が普及しはじめ、柔らかいご飯が求められ、噛むことをしなくなった現代人の趣味嗜好に合わせているのがコシヒカリの食味です。
徳ばんは伝統品種なので、お漬物やお味噌汁・焼き魚などのオカズや、おかゆなどよく噛むと、粘りが邪魔をせず米味がじんわりと感じられます。
植物性タンパク質がコシヒカリに比べて多めになるので、今の様にお肉を頻繁に食べなかった昔。和食中心の食生活にはぴったりですね。理にかなっています。
両方とも私はメニューに合わせて米の種類を選び楽しんでいます。徳ばんは寿司やチャーハンも合います。
現在、私たちが栽培しているお米の種類は全部で7種類。子どもの個性を見るように、お米の個性を楽しみながら大切に栽培をしています。
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90歳以上の米農家が栽培していた思い出の味を復活
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幼いときから聞かされていた「徳ばん」というお米の存在。
大量生産、大量消費の時代の流れに途絶える危機。
80歳以上の方々はあるお米の自慢をしました。
「昔なぁ…とっても美味しいお米があったんよ。 育てにくいけど…うまいんよ。」
「あのお米はもうないやろなぁ…」
「もういっぺん食べたいなぁ・・・。」
「お米の名前は?」
「徳ばん!」
話す顔はみんな嬉しそうで自慢げでした。
そんな幻のお米があるなんて・・・。
絶対食べてみたい!
「もう一度食べることはできるのだろうか?」
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耳にする情報は「現代農業では精神的にも技術的にも難しい。栽培にコツがいる。」というネガティブなものばかり。
でもやっぱり食べたい幻のお米「徳ばん」。絶対に食べたい!食べてみたい。
米農家が特別視し、自慢するお米をどうしても食べたい!
種さがしから始まる 伝統米復活までの長い道のりでした。
残されたひとにぎりの種。
初めての植え付けから、種だけを増やすことにも月日がかかりました。4~5年かけて、やっと食べることができました。
お米を洗って、釜に掛ける。
立ち昇る蒸気から、穀物の甘い香りが漂います。 -
炊きたてのお米がぷちぷち鳴って・・・、お茶碗の中で光っています。
「えっ、ああっ~美味しい!”」
「みんなが、口を揃えていう訳だぁ。」
もう手に入らないと諦められていた伝統米が、また時を刻み始めたとても幸せな瞬間でした。
人は思い出の味とともに生きています。
幼いころからの、楽しい記憶と食べ物の味。
守り続けるということはとても大切なことです。未来の子供たちが安全で豊かな食を楽しめるように。
これからも伝えていきたい。残していきたい。
伝統米の濃厚な味と香りを、栄養たっぷりの堆肥で、一層引きたてました。
ひとくち頬張ると、ふわっと香りがひろがる。
大粒で独特の弾力と美味しさは、飲み込んだ後で「もっと食べて」とのどが鳴ります。 -
この味と香り、食感は「徳ばん」ならでは。
90歳以上の米農家が、もう一度食べたいと願ったお米をどうぞ味わってください。
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お米好きに食べてほしい。他のどの米にも似ていないお米です。
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お米にはたくさんの種類があります。それぞれに風味があります。
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コシヒカリばかりをお召し上がりの方は、徳ばんの風味にはじめは慣れないかもしれません。お米好きでいろいろな品種をお召し上がりの方は、「こんなお米の味があるんだなぁ」と思われると思います。コシヒカリのような粘りではなく、ふっくらとして一粒一粒の存在感があり芳香があります。よく噛みお米の風味を味わい尽くす醍醐味があるお米です。はじめは水加減をお好みに合わせて増減してください。玄米食の方で徳ばんをお好きな方も多いです。
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安心・安全なお米作り
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すべての工程において一切農薬は使用しておりません。
苗づくりの際の種もみの消毒、抗菌剤、田植え後の除草剤、アゼの草抑制ための除草剤、殺虫剤もすべて使用しておりません。
- 対策はすべて手作業と技術でカバーしております。
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どうして無農薬で栽培するのか・・・。
それは、安全・安心なお米を私自身が食べたいし、家族(お客様)にも食べてもらいたいから。
そして、農薬・薬剤などは栽培している私たち自身が触りたくないからです。
- 堆肥にする有機物にもそのこだわりがあり、不安要素はできるだけ排除して栽培いたしております。
- 例えば動物性有機肥料はその動物がどのようなエサを食べ、どのような管理下に置かれ、どのような抗生物質を使っているのかなどです。気にしだすと計り知れませんが、危ない、疑わしいと思うものはまず肥料には使わない栽培をしています。
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伝統品種を代々守り続ける
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現在、私たちのみが栽培し他では途絶えたお米の種類です。
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伝統的な品種のお米は品種改良がされていないため、野性味が強く実ってくると籾が風で落ち、とても繊細で栽培が大変なため他ではつくることが難しいです。
門外不出のお米は、代々我家で細々と守り育てていました。
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2003年に【なかがわ野菊の里】を立上げ、今では有名誌・テレビ等様々なメディアでも多数取り上げられるようになりました。
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私たちが栽培する米の中でも繊細で手間がかかる「徳ばん」他では代えがたいおいしさがあるのです。そして、この味を引きだすのも米匠である私たちの腕の見せ所です。
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堆肥作りからお米になるまで2年
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肥料づくりは1年をかけて完熟に発酵熟成させてつくります。
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香りのよくなるもの、味を良くするもの、それぞれの素材の特徴を生かしてオリジナルの堆肥でお米本来の甘みと香りをひきだし、しかもビタミン・ミネラルが豊富になる『おいしく健康』なお米づくりをしています。
お母さんが心を込めてつくった具だくさんのスープを食べて育つ子供と、インスタントラーメンだけを食べて育つ子供と、どちらの方が元気に健康に育つかを考えてみてください。
私たちの堆肥は、お母さんの具だくさんのコトコト時間をかけて作ったスープと同じです。
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高品質なお米のために。米一粒づつ検査する光センサーによる選別。
玄米の写真 白米の写真
- お客様のご家庭に高品質なお米をお届けするため、米一粒づつを光センサーでチェックしています。
- ミ、虫食い、ヤケ等が混入しないように気をくばり、玄米でもお召し上がりいただけるように管理しています。自然のものですが、おいしさと気持ちよくお召し上がりいただくために、できる限りのことをさせていただきたいと思っております。
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