阿波の伝統茶「阿波晩茶」

阿波晩茶 在来茶葉

    『阿波晩茶(農薬不使用・化学肥料不使用、後発酵、無添加、天日干し』

    乳酸発酵をさせる世界でも珍しい後発酵茶です。
    お茶の渋味、酸味、コク、うま味、まろやかさ、ハーブを思わせる爽やかさがあります。

    伝統製法・無農薬・無化学肥料の点は同じに、更にこだわりを深めた在来種の茶葉で作ったの阿波晩茶がございます。

    【茶色い袋】伝統製法・農薬不使用・無化学肥料の阿波晩茶 70g
    【赤い袋】伝統製法・農薬不使用・化学肥料不使用・在来種の茶葉 阿波晩茶 70g

    在来茶葉の方が深みがあります。
    どちらのお茶も半年ほど熟成させて眠らせ、熟成により香りと風味がひらいてきていると思います。
    それぞれお好みに合わせてお楽しみいただけますと、生産者としてとても幸せに思います。

 

 

 

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阿波晩茶 在来茶葉 (赤い袋) 70g 1680円(税込)
阿波晩茶      (茶色い袋) 70g

1380円(税込)

薬剤 一切使用していません。
化学肥料 一切使用していません。
乾燥方法 天日干し


  • おいしい飲み方

茶葉ひとつかみ(5g)程度に対して、お湯(500ml~1リットル)が目安です。

ヤカンや土瓶でおゆを沸かした中に茶葉を入れ、ひと煮立ちさせてから火を止め、そのまま5~10分間置き、山吹色になったら飲み頃です。

 

この商品は、昔ながらの風味を今に残すために、茶葉の他に茎・お茶の実を残し仕上げています。時折、茶葉と共に自生するカズラのツタの黒い繊維状になったものが入ることがありますが、問題なくお飲みいただけます。

  • 世界でも珍しい後発酵茶は徳島の伝統茶です。

  • 農薬・化学肥料は不使用です。添加物は一切使用しておりません。

    7月中旬から茶葉を手で丁寧に摘みとり、茶葉をゆでてからその煮汁と茶葉をコガと呼ばれる茶桶に漬け込みます。
    阿波晩茶が別名:漬物茶と呼ばれるのはその為です。
    お茶の成分が濃縮され、茶葉と煮汁の中で乳酸菌などの働きで阿波晩茶ならではの風味が作られていきます。
    阿波晩茶の漢字が、順番の『番』を使う番茶ではなく、朝晩の晩茶と書くのは、二番手三番手の意味ではなく、収穫時期を表す昔からの言葉である『晩生(おくて)』の『晩』だからです。
    新芽が成長ししっかりと大きくなってから収穫するため、カフェインレスのお茶として赤ちゃんからお飲みいただけますし、眠れるお茶として飲用されています。
    乳酸発酵をさせる世界でも珍しい後発酵茶です。
    あっさりしたお味がお好みでしたら急須で抽出できますが、土瓶で煮出すとお茶の渋味、酸味、コク、うま味、まろやかさ、ハーブを思わせる爽やかさがあります。
    山吹色のお茶が抽出できます。
    初めてお飲みになられる場合は、独特の風味に驚かれるかもしれませんが、徳島県では子どもも常用する慣れると飲みやすいお茶です。

    なかがわ野菊の里の阿波晩茶は昔ながらの製造を大切にしています。
    衛生的に管理し、選別は昔ながらの茶葉と茎が程よいバランスとなっています。
    この頃は選別の中で茎を茎茶として販売するために取り去る場合が多く見受けられますが、お茶を抽出した時に茎の風味がなんともいえない良い風味がお茶に深みを与えるためあえて残しています。

    できたての晩茶は少し苦味を感じますが、半年ほど眠らせると味がまろやかになります。
    熟成期間を経た阿波晩茶をお届け致します。

    阿波晩茶のつくり方《阿波晩茶の仕込み》
    ①新芽を摘まずに葉が大きく育つのを待つ。
    ②茶葉を手でつむ。
    ③大きな枝が入らないように選別する。
    ④釜でゆでる。
    ⑤茶を擦る。
    ⑥コガという茶桶に入れる。
    ⑦茶葉と煮汁を入れて重石をする。
    ⑧乳酸発酵が進んで茶葉が発酵するのを待つ。
    ⑨ひたすら待つ・・・
    ⑩天日干しをする
    ⑪半年ほど熟成させる

  • 茶摘み

  •  

茶擦り

 

阿波晩茶の発酵

 

阿波晩茶 茶葉

 

阿波晩茶 お茶の色

 

阿波晩茶を持つ二人

 

大切に作りました。

どうぞよろしくお願い致します。