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里主コラム
コラム 11 正月の神事
コラム 12 新年 あけましておめでとうございます。
コラム 13 寒びき
コラム 13 「米味」中庸の極上味を求めて
コラム 14 旧正が近づいて
コラム 15 季節の妙感
コラム 16

TPPについて

コラム 17

弥生月

コラム 18

有機JSA認定は日本の風土に馴染まない

コラム 19 心はECONY
コラム 20

日本食は完璧トリオ

 

里主コラム 1~10 51~60  101~110  141~150
里主コラム 11~20 61~70  111~120  151~160
里主コラム 21~30 71~80  121~120  161~170
里主コラム 31~40  81~90  121~130  171~180
里主コラム 41~50  91~100  131~140  181~190

 

 

  • 正月の神事

    当家には代々続く「御正月さん」をお迎えする神事があります。
    大晦日、「御正月さん」の神棚に昔の習わし通りお飾りをします。
    「御正月さん」の神棚は太陽と雲龍が欅の木彫欄間で作られてあります。
    お飾りは、中央にお盆の上に白紙・ウラジロお鏡三重、橙、両脇に鰹の干物一対を化粧縄で吊るし、中央上部に3.5.3個と串に刺した干し柿を化粧しめ縄で結び、お神酒に榊を一対、小盆に白紙・ウラジロに小餅白餅二重一対、蝋燭一対を立てて燈明、「御正月さん」の両端には花餅をつけた枝垂れ柳を立飾りして整えます。
    欅の大黒柱には氏神様の祈祷紙を貼替えます。
    屋外は正面玄関の御影石門柱に飾りしめ縄を渡し、中央に氏神社より頂いた新御札と榊、ウラジロ、橙を結びます。
    本宅、離宅、納屋、蔵の各玄関、各窓にしめ縄を付け、農機具類、自動車にも同じように取り付けます。
    圃場には松の板子に碾き臼を置き、黒竹、南天、稲穂の付いた弥生紫・徳ばん・まま徳を束ねて、中央には枡に白米、お神酒をお供えして二礼二拝一礼。
    これでお迎えの用意が全て完了です。
    除夜の鐘とともに「お正月さん」の神棚に家族揃って二礼二拝一礼をして、「新しき年が良き年でありますように」「家族が無事息災でありますように」「豊作でありますように」「天変地異が起こりませんように」と願ってお祈りし、家族揃ってお神酒を頂き、あたらしき年を迎えます。
    この国の特殊な環境に生きる人々の叡智から「お正月さん」の素朴な信仰が生まれ、太陽の恵みと森羅万象へ畏敬の念を現した日本文化の形式が今に伝わるこの地の神事です。

 

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  • 新年 あけましておめでとうございます。

    明けましておめでとうございます。
    新年が皆様にとりまして良き年であります様、心よりお祈り申し上げます。

  • 昨年は世界の主要な国の指導者が代わり、世界的な経済危機が蔓延する中で、グローバル社会が確実に歩路を進め、国の概念が大きく変わる過渡期にさしかかっています。
    世界の牽引役であったアメリカに陰り、中国の驚異的飛躍とアジア諸国の発展、ユーロー諸国の模索、その中にあって日本はどのような立ち位置でグローバル時代に向かっていくのでしょうか。
    日本の農業に焦点を当ててみますと、農家が従前の保護主義農業から脱皮して当たり前の企業農家になる時代で、もうすでにプロ農家が全国に散見されます。
    「適地適作」、その地に一番適した農作物をブランド化して世界中に売り込む時代です。
    ブランドと言ってもメジャーブランド(農協指定銘柄、官推奨銘柄)でなく、個性ある人が個性ある農産品を個性的に販売するスモールビジネスがこれからの時代です。
    勿論、安全安心は前提条件ですから有機栽培は当たり前のことです。
    又、官認定の有機栽培でなく、農家自身がより厳しい基準の無農薬栽培技術を持つことです。
    当地は711年奈良平城京に黒米を上納した土地柄、古来より米栽培の最適地です。
    私で十一代目ですが、12年前からブランド化に取り組み、奈良時代からの黒米「弥生紫」大正時代からの地域伝統種「徳ばん」「まま徳」、コシヒカリ系「嬉八郎」、ギフト商品として弥生紫入り素麺「くろ麺」、昨年度から新発売の化粧俵入り米「神楽」を販売しています。
    お米の新品種開発にも尚一層力を入れており、12月に稲刈りしてお正月に超々新米として数年後にお届けできる見通しです。
    また、加工食品は期間限定(12月~3月)数量限定、食味期間限定(一週間)
    100%米の本物の「生きた甘酒」をご賞味頂く予定をしています。
    「おいしく健康」をテーゼに日本米のエキスパートを目指して、今年も精進して参ります。
    今後共よろしくご愛顧賜ります様、心よりお願い申しあげます。

 

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  • 寒びき

    古来より米は八十八の手を加えて出来上がるのでコメと呼んで、沢山の手間と時間をかけてお米を栽培するのです。
    新年が明けて、一年の初仕事は「寒びき」から始まります。
    寒中に田圃の土を天地返しして、栄養分が下に沈んでいるのを上げます。それと同時に野焼きして、害虫が表層に潜んで居るのを焼き払い、寒に当てて駆除します。
    昔は一株ごと鍬で端って大変な重労働でしたが、今はトラクターで行います。しかし寒さが身にしみることには代わりはありません。
    「寒びき」、実は一番大切な時間であり、今年の気候を予測しながら圃場々の土の表情を観て、堆肥の量や栽培時期を検討し、長年の経験と最新の情報をもとに、今年の作付計画を練ながら重要な結論を導き出す頭の作業でもあります。
    一見、牧歌的に見える「寒びき」にも作業する者にとっては自然と向き合って「豊作」と「美味」を求め決断する求導師のようなものでもあるのです。

 

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    「米味」中庸の極上味を求めて

     お米は主食、メインディッシュであってはならない。
     消費者は「おいしい米」がいいと言葉で話されますが、これが実に難しい。
     甘いお米、色香のあるお米などなど所謂単品で食されるには良いかもしれないが、主食の座につくと様相(ニーズ)が変わるのです。
     メインディッシュやオカズ、汁物や煮物、焼き物、生物などなどと相性が良く、しかも時節や食事をする場所や雰囲気によっても主食として対応しなければならない。カメレオンの如く味を変える事もできず、五感の妙に耐えなければ、消費者から「美味しいごはん」の印可は頂けないのが主食を張るお米の立ち位置です。 
     申し上げた如く単品で召し上がって頂く為のお米を作るのはある程度の技術を持ってすれば比較的到達できるレベルですが、主食を張るとなると至難の業です。
     長年の経験と時代性を加味して米味の「さじ加減」を考えなければなりません。
     その意味からも、毎年の自然現象との折り合いをつけながら、我が子以上の愛情を持っ
    て育て、完璧には程遠いながらも及第点を取って世に送り出す時の醍醐味は、その境涯に
    立った者のでなければ味わえない「味」を味わうのです。
     毎年この時期になると主食を張れる味を求めて、自然と対話しながら狭き門をくぐって
    参ります。

 

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    旧正が近づいて

    旧正月は2月10日です。


  • 旧暦が用いられなくなって久しいですが、農業や漁業に携わる者にとっては無くてはならない暦です。
    新暦(現在使用している暦)は太陽の運行をもとに作られていますが、地球に住む動植物は太陽、地球、月のそれぞれの運行に左右されて生きています。

  • 潮の満引や新月満月の夜の明るさなどと併せて太陽の恵みの日照時間や気温など複雑に からみ合って生態系をなしています。
    例えば人は満潮の時に生まれ(自然分娩時)、引き潮の時に(自然死)亡くなります。
    私ども農家も太陽系の運行に従って植物の営みに組みして自然にしたがって栽培しています。
    太陽の道筋を24等分(15度)して通過した瞬間を二十四節気として、農作業の目安をつけて呼んでいます。今年は2月4日が「立春」です。
    (暦の上では春、とよく言いますが起源が中国黄河流域河北地方の季節感から来ていますので日本ではひと月程早い感じがします。)
    旧正月が過ぎるとなぜか気合が入り、今年も美味しい良いコメを作ろうと奮い立ちます。
    マヤ文明の人々が太陽の運行が、農作物を作る上で重要なことを知り太陽暦を作ったように、東洋人もより複雑な太陽と月と地球の運行からもたらされる農作物や漁の恵みを旧暦を作って目安とし今日に至りました。先人の知恵に感謝しているところです。 

 

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    季節の妙感

    農業に従事する者にとっては、季節の移ろいの微妙な変化は見逃せません。
    場合によっては致命的になる場合があるからです。
    収穫や品質を左右する最も機微な感覚で教えることのできないカンカクです。


  • 吉田兼好(1262~1350)が「徒然草」の155段に、


  • 春くれて後夏になり、
    夏はてて秋のくるにあらず。
    春はやがて夏の気を催し、
    夏より既に秋は通い、
    秋は即ち寒くなり、
    十月は小春の天気、
    草も青くなり、
    梅もつぼみぬ。
    木の葉の落つるも、
    まず落ちてめぐむにはあらず、
    下よりきざしつはるに堪えずして落つるなり。
    迎ふる気下にもうけたる故に、
    待ちとるついで甚だはやし。


  • 古人は現代人よりはるかに自然と一体感を持って生活をしていたことが伺えます。
    情報化社会にあって超近代化農業となっていますが、最後の微妙な判断は「人」です。

    その「微妙な判断へのこだわり」が量を求めるのでなく質を求める私どもの「究極の感」として、代々体感で悟っていくのです。 

 

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  • TPPについて

    今週安倍総理は訪米してオバマ大統領とTPP交渉で詰めの話をされます。
    政治的、経済的、軍事的な観点から日本の立ち位置を決める重要な問題です。
    農村票を当てにしている政治家はこぞって反対、医療関係も然り、マスコミも同情的に報道をしています。

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  • 農業問題の現状を詳らかにしますと、戦後否、戦前から一貫した表向き保護政策をとり続けて来ました。
    厳密に言いますと農家は生産と販売を両立する「連理の鳥」であるはずが生産するのみの片肺飛行を強いられ、自由な販売をつい最近まで許されませんでした。
    戦前に政府と大地主により作られた組織が現在の農協(JA)の前進です。
    販売権を握り、生産農家が本来得るであろう利益を奪いとって巨大企業となり現在に至っております。
    農業以外の方はTPP参加は農家を壊滅的にさせるのではないかと危惧されているかもしれませんが、ほんとうに困るのは農協という大組織です。
    現在、第2種兼業農家(農業以外からの収入が多い農家)と、第一種兼業農家(農業以外からの収入が少ない農家)が大半で、自家用のみ農家を含めますと82%余りを占めます。
    専業農家は僅か16%程しかありません。
    第1・2種兼業農家や自家用農家は農外所得で生活をしています。
    農業はあくまでサブ収入でしかないのです。
    私の地域は米生産の最適地で専業農家は僅か2軒、5%にも届きません。
    農業を職業として誇りを持って取り組んでいる専業農家はTPP参加を肯定的に捉えて規制緩和を進めて欲しいと願っています。
    自由競争の中で切磋琢磨して生き残りを図る事が自由主義経済です。
    他の産業では製造から販売まで行うのが常識ですが・・・・。
    専業農家(生産・加工から販売まで取り組む普通の経営組織)の意見はマスコミもあまり取り上げられず、農家=弱者、のレッテルを貼ることで共感を得る方が絵になるからでしょうか?
    声なき声は我々専業農家がまっとうに取り組んでいる農業の姿です。
    日本農業の将来を見据えて、生き残りをかけて模索し、グローバル社会の中で揉まれながら、日本にしかできない農産品を世界に提供する夢のある時代、こだわり農家の誇りと伝統、そして未来思考で漸進している私共にエールを頂ければ幸いです。

 

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  • 弥生月

    弥(いよいよ)、生(芽吹き始める)の時節、3月5日は旧暦1月24日、啓蟄の日、虫達が穴から這い出し一斉に春の装いを始める時。古来より寒さが厳しかった年ほど春が早く訪れ、稲作の準備も少し早くすることと口伝されています。
    やはり、古人曰く通り今年は柳の芽吹き、メジロの囀り、鶯の初鳴き、蝶の活動といずれも数日早く生き物たちは活動を始めています。
    農場では落ち葉の腐葉土の切り返しに汗を流し、来年の圃場に施肥する為の重要な作業が佳境に入っています。
    例年より早めに稲作の段取りかかる予定で、腐葉土堆肥や備長炭や石灰を入れて元気な生きた土を作る作業はもうすぐ始まります。
    わくわく、ドキドキ、の希望に満ちた弥生月です。

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  • 有機JSA認定は日本の風土に馴染まない

    1999年国際的な有機認証システム(コーデックスガイドライン)が制定され、日本は2001年4月から同ガイドラインに基づきJSA法(有機JAS)による認証制度が実施されました。
    この法律は外国の農場・圃場で生産・加工・販売される食品に照らして作られたガイドラインで、後から参加した日本はその基準に則さなければならず、日本の長い歴史と伝統に基づき確立された自然共生型農業は完全に無視された制度となっています。
    国際的公益・公共の美名のもとに有機JAS規格を俯瞰して、画一的・低次元の農業技術を以って了とする取り決めは、まるで大量生産、大量販売、大量消費の外国の風土にあった量産型農業の推進に一役買っていると思いませんか?

    即ち、外国の広大な面積で栽培する大規模農業に適した制度で、猫の額のような小規模農業国日本の急峻な地形、四季の変化、土質の違い、豪雪、台風、地震など多事再々な風土に適応した最上級の栽培手法、農業技術のJ感覚と言うべきそれは完全に無視され、自然共生型日本農業の頂点を極める農業を揺るがす非情な制度です。ミシュランガイド東京では三ツ星が実に15軒(本場パリは10軒)の世界一グルメ国民を誇り、繊細な五感は美味なる味や姿カタチ、香りや風合い、など最高の栽培技術を醸成する食文化が織りなし帰結する事象であるにもかかわらずです・・・。

    認証制度が施行されて13年目を迎えようとする今、お米で言いますと僅か0.1%の作付しかない有機栽培農家まで荒療治で農業技術を劣化させつつあるのは心がイタイ思いです。(慣行農業はTPPで一部の方が厳しい局面を迎える?ことは痛ましいことですが・・・)

    毎年予想通りに外国で認証を受けた有機食材は急増し、国産の有機食材は減少傾向にあります。問題を指摘しましたが、実務的に申し上げますと日本の有機認証制度は罰則規定のみです。薬害いっぱいの慣行農業は何の罰則も受けません。これって「ヘン」でしょ?
    しかも、お米の検査を民間が行う制度改正により大量の余剰人員を抱えた農林省が農政事務所2万人の一部の雇用の受け皿として、仕事確保の為に飛びついた制度と受け取られても仕方がないと思いませんか?
    有機農家は一方的事務負担と諸経費負担が課せられます。
    煩雑な毎年の書類の作成と、制度の未整備から認証担当官の私的解釈部分で多くの書類変更を余儀なくされ浪費される時間と経費、本来の農業業務にも支障をきたす始末、一切の経費はすべて農家が負担しなければならず、書類審査費用はもとより、圃場検査の交通費まで支払の義務を負っている状態をどう思われますか?
    毎年、圃場毎の書類作成が課せられており、諸外国と異なり一圃場が小さく膨大な書類作成を余儀なくされます。有機認証制度の消費者理解も決定的に不足しており、無農薬栽培が有機栽培より良いと思われている消費者が圧倒的に多い事実はPR不足そのものです。勿論、有機マークなど知る由もありません。
    これでは、「百害あって一利なし」の制度でしかないと思うのは私だけでしょうか?

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  • 心はECONY

前回、有機認証制度の問題点をお話しましたが、その根底には日本文化と西洋文化の価値観の相違からくるやるせなさです。
一神教の西洋文明、八百万を神とする日本文明、人間が自然を征服できると信じる思想と自然と共生して慎ましく生きる思想、個人主義と「和を持って尊し」する生き方、などどれをとっても水と油ではないでしょうか。


人口爆発が予測される中、地球温暖化は進み今世紀末には平均気温が6.4度上昇、食料不足、水不足、資源不足、大気汚染の深刻化、環境変化の中で、人類が試される時代です。


自然の摂理に沿うか否か!
このままでは日本には四季が無くなり亜熱帯や熱帯に気候変化し、動植物の分布も劇的に変わるでしょう。北極圏、南極圏の氷が溶解して海面上昇が都市を水没させる問題も生じ、砂漠の拡大、森林の減少、多くの動植物の絶滅、海洋生物も然り、やがて人が住めない地球になるかもしれません。


卑近な例ですが1947年生まれの私が物心ついた60年前の春節を思い起こしますと、小川は清らかな水が流れて数種類の川藻、そこにはアユ、ハエ、コイ、ウナギ、ナマズ、川ガニ、メダカなど等が生息し、所々の川砂の中から口を出しているシジミ釣りが小さい子供達にとって面白い遊びでした。田畑には菜種やれんげ畑、飛び交うミツバチや蝶の群れ、麦畑からヒバリが天高く飛び立ち囀り、雑木林にモズが雛に餌やりに忙しく、空高くには鳶が上昇気流に乗って悠然と舞っていました。イタチやもぐらはそこここにチョロチョロ、灌木の下では野ウサギや狸、数えきれないほどの動物が生息していました。それが2013年の現在、70~80%は見られなくなった光景となっています。


往時の食卓風景も、もぎたて採れたての野菜や魚、毎日作る豆腐(温かい出来上がりの豆腐が一番美味しいことを現在殆どの方は知りません。早く腐るので豆腐と書くのですが、現在は防腐剤たっぷり。)三升炊きの釜から麦飯と白米半々のお焦げ付御飯、味噌、醤油、は毎年仕込んで作った自家製で、各人の箱膳で正座しておいしく頂いたものです。


食物アレルギーや花粉症など聞いたこともない時代のお話です。
この時代まで戻って良いとは申しませんが、日本人として譲れないラインがあると思いませんか?言語と共に主食は日本列島に住む民族が一番大切にしてきた文化です。私は主食のお米の生産に深く携わって、この気候風土の中から長い年月をかけて築きあげた先人の英知をかなぐり捨ててグローバル化されることを恐れます。知恵者であっても自然のごく一部を垣間見たにすぎません。
一欠片のムダもなく循環している自然は完璧です。だからこそ自然を崇拝し、弱き人間であることを悟り、共生して暮らす道を選択した日本文化に誇りを持っています。
せめて食生活だけでも身近に引き寄せて、自然の摂理にそって鮮度が保てる範囲内で暮らせる工夫を考えてみてはいかがでしょうか。
私はそれをECONYな暮らしと呼んでいます。

 

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  • 日本食は完璧トリオ

  • 御飯、味噌汁、お茶は日本人が長い年月をかけてたどり着いた食生活です。
    栄養学的にも、医学的にも素晴らしい組み合わせです。

  • 御飯、昔は押し麦(麦飯)と白米が半々、味噌汁は大豆を発酵させた味噌に、昆布と鰹節のダシ汁(旨味成分)、豆腐や油揚げ(揚げ豆腐)にネギ、春は山菜や野菜、夏はわかめ、ひじき、小魚、秋はきのこ類、冬は鹿肉、イノシシ肉など季節ごとに採れる具沢山が入って栄養満点です。お茶はビタミン豊富でカテキン(渋味)、カフェイン(苦味)、テアニン(旨味)などそれぞれ持ち味のある成分が食欲をコントロールして口内を綺麗に抗菌掃除までしてくれる優れものです。
    四季の恵みと天然飲料水がある世界に稀な地理的条件から生まれた食文化です。
    反面、冬の豪雪、夏の台風、地震、雷、高温多湿など容赦のない移ろいにも耐えて古人は生きるに欠かせない食生活の歴史を刻んできました。
    また、そこには食事作法や食器、茶器などの形式美まで追求して、食を愛でて楽しむことも決して忘れない繊細な国民でもあります。
    長寿国日本は定番トリオが支えてきた世界に誇れる食文化といえます。

 

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