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コラム 211 | 2019年波乱の幕開け |
コラム 212 | 遭遇 |
コラム 213 | 桜咲く |
コラム 214 | 続・桜咲く |
コラム 215 | 水ぬるむ |
コラム 216 | 芽吹くバラ盆栽 |
コラム 217 | ここにも春 |
コラム 218 | 超大型連休 |
コラム 219 | 香り満開 |
コラム 220 |
里主コラム 1~10 | 51~60 | 101~110 | 141~150 | 191~200 |
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2019年波乱の幕開け
日本は、新年早々為替が一時104円台円へ急騰し波乱の年開けとなった。
アメリカは、株価急落を受けてFRBのパウエル議長が金融政策を柔軟に見直し利上げの一時停止を示唆した。
中国は、年始早々発表のPMI(製造業購買担当者景気指数)12月が49.7ポイントと好不調節目の50ポイントを割り込み、上海株は安値更新となった。
欧州では、イギリスのEU離脱問題が混沌として大詰めの時を迎えている。
成長著しい東南アジアは、ドル高からマネーが逃避し、米中貿易戦争のあおりを受けて成長減速が鮮明になってきた。
アメリカを追い上げる中国は覇権争いに長期戦で挑み、迎え撃つアメリカは10%関税を上乗せし、技術移転、知的財産の保護、非関税障壁、サイバー攻撃、サービス・農業の各分野で期限を切って協議し、まとまらない場合は3月より追加関税を25%に引き上げる戦略に出ている。国家体質の異なる両国がガチンコ勝負に出ると将来悲惨な結末を迎えるのは歴史が示すとおりであり、果たしてどうなることでしょう。
世界中で経済環境の波乱要因が散見される今年は、経済が「曇りのち雨」になることも視野に入れて対策を練っておかねばならない年になりそうです。
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遭遇
先日通勤途中、数分前に埠頭の岸壁より車が飛び込んだと数人の作業員の方が水面を見ながら動揺していました。
毎日そこを自転車で通勤しているので、すぐ異変に気付き話を聞くと、白の軽自動車で高齢の男性が乗っていたらしく、フォークリフトで作業していた男性はドーンと音がしたので振り向くと水面に自動車が有り、暫くして直ぐに沈んだとのことで、すぐに警察に通報したそうです。付近は倉庫街と埠頭で一般の方はあまり立ち入らず、その朝も数人の作業員の方が仕事中で、飛び込んだ瞬間は誰も見ておらず、水面に束の間浮かんでいた時車内の男性は窓から出る様子もなくじっとしていたらしい。誤操作運転?病気(脳梗塞か心臓発作)?または自殺?など色々と考えられます。
それから5~6分して消防自動車3台、後を追う様に警察車両数台が駆けつけ、救命の医師車両と搬送用寝台車もそれに続いて到着、船舶2隻、地元の消防団の方も駆けつけて総勢50名余りの体制で捜索と救助に当たりました。
消防署のレスキュー隊はウエットスートと潜水用具を身に付けて初めに2名が捜索開始、後から4名も潜水、目撃者の情報を基に飛び込んだ場所を探すも見当たらず、引き潮の関係で流されているかもしれないと捜索範囲を広げて捜索に当たっていました。私が30分ほど居合わせた間で見つかったのは車のバンパー破片だけで、まだ手掛かりはありませんでした。
交通事故に遭遇したことは何度か体験しましたが、このような事例は初めてで驚きです。
一連の救急隊員の人命救助ぶりを見ていると、沈着冷静で規律正しく、日頃からの訓練が行き届いているなと拝察した次第です。
時間の経過からも存命は非情に難しいものと思われますが、是非助かってほしいものです。
捜索に当たられている皆様方のご苦労に感謝申し上げます。
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桜咲く
今年は例年よりかなり暖かく、 自然はそれに歩調を合わせて順応しています。
先日散歩中、先週までは蕾がふっくらと膨らんで今か今かと待ちかねていた「蜂須賀桜」が、今日は「ちらほら咲き」になっていてびっくり! -
春が来た!
皆様はどんな春をお迎えになるのでしょうか?
例年より1週間ほど早いのではないでしょうか。
季節は「雨水」前、春の訪れは心が和みます。
学生たちはもうすぐ卒業や進学、新社会人へと巣立って行かれ、この季節ならではの「わくわく感」できっといっぱいでしょう。
新しい門出を桜花が祝う季節感は日本ならではの歳時記です。
それが西洋の9月入学ともなれば、全然趣を異にして暑さの中で入学等を迎えることを想像するだけでも気がめいります。
やはり日本は四季が有る国ですから4月の新年度が暮らし向きに合います。
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続・桜咲く
ちらほら咲きから2週間たって行ってみると見事に満開です。
あいにくの曇天ですが、無風で鏡のような川面に映る桜がとても奇麗で、思わず撮りました。
人様だけでなくカモメたちも満開の桜を眺めて楽しんでいる様子でした?
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水ぬるむ
昨年夏、弊社圃場(無農薬栽培)の稲の株間に沢山泳いでいる小鮒を孫が捕獲して育てていました。その中の3匹を事務所の睡蓮鉢に移して育てることとしましたが、冬の間土の中に潜って冬眠してその容姿を見ることが出来ませんでした。
ここ数日の春のぽかぽか陽気に目覚めたのか、今日久しぶりにその姿を確認して、ほっとした次第です。
まだ眠そうにゆっくりとエラを動かして緩慢ですが、泳ぎがしっかりしてくれば餌を与えて体の回復を早くしてあげたいと思っています。
睡蓮は少し前から芽吹き始めていますが、葉っぱはこれから成長する時節ですから、小鮒も隠れる場所が無くてもっぱら土の中となっていますが、それもしばらくの辛抱です。
ここにも躍動する春の訪れを感じることが出来ました。土と同色なので分かるかな?
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芽吹くバラ盆栽
趣味の一つに梅林石や奇岩に這うバラの盆栽を育てる楽しみがありますが、毎年2月に植え替えをして整形し、土の入れ替えや肥料を施して春を迎えます。
ここにも春がやって来てます
3月になると春雨と陽気に誘われてバラの芽吹きが始まりますが、今年は例年より1週間程早く芽吹きその姿が日に日に大きくなっています。
蔓バラは盆栽としては比較的育てやすいですが、普通のバラを盆栽に仕立てるのは大変で、その上、岩に這わすとなればなおさらです。徒長しやすいので、容姿を整えてバランスよく花を咲かせようとするには日頃の水管理と肥培管理がとても重要な作業になります。
最近では特に高温障害のために葉を枯らしたり黒斑病に侵されたりと、温暖化に伴う環境変化で思う様に育ちませんが、今年はその轍は踏まない様に対応を考えている所です。
今年も岩に這う容姿にバランスよく咲いたバラの花を夢見て、しっかり手入れし育てていきたいと思います。
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ここにも春
徳島県で交通量の一番多い11号線と55号線が交差する地点で、国道脇の隣地境界線プレート(国土交通省)のわずかなクラックに無名(私が知らないだけですが)の花が咲いていました。
風に運ばれた種が偶然にもこの割れ目に入り、植物には厳しすぎる劣悪な環境にもめげず
力強く生きて春を告げているのを見ると生命力に感じます。
しっかりと根付いて花を咲かせ、次世代に繋ごうとしています。 -
生命力と言うと、生物学年齢と言うのが有って、通常の毎年歳を取る〇歳とは別に死亡率から比較して割り出す年齢が有ります。
それが若さに繋がることではないでしょうか。
私は70歳を超えていますから一昔前では完璧に老人ですが、その当時の死亡率を現在に当てはめみますと実年齢より20歳ほど若い50歳程の年齢になります。
最近の年配者は大多数の方が元気で、体力・気力とも衰えを知らずかなりの方が働いておられます。
それは日々の健康管理、良好な生活環境、高度な医療、時代背景(スピード感)など、色んな事が相まって若さに繋がっているのでしょう。
私が大切にしていることは「好奇心」です。
常に新しいことを学ぶ姿勢が若さを保つ秘訣ではないかと思います。
時代に置いてきぼりにされない様に前向きに生きることが何よりです。
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超大型連休
平成から令和に元号が変わり新時代の幕開けとなりました。
前後を挟んで10日間の大型連休となり、海外旅行に出かけられた方も多いと思います。
皆様はどのようにお過ごしになられたでしょうか。 -
振り返ると平成の世はバブルの崩壊と共にマイナス成長から低成長が長く続き、リフレ政策も全く効果を見せず、経済大国世界2位を中国に明け渡して、一人当たりGDPは26位まで後退して39,305.78$(2018年)と絶不調です。
いつの時代も年寄は若い世代に注文を付けるものですね。
因みにアジアではシンガポールが64,041.42$(8位)、続いて香港48,517.36$(17位)です。只いずれも人口が少ないので例外としても、3億2,735万人のアメリカは62,605.59$(3位)ですから、大変な開きが有ります。
5,000万人以上を有する国ではドイツ48,264.01$(18位)、フランス42,877.56$(21位)、イギリス42,558.00$(22位)、その次に日本となっています。
少子高齢化社会など原因は多々ありますが、やはり国民一人一人のやる気の欠如が一番ではないでしょうか。
ダイナミックに躍動する高度情報化社会は、高速で価値観が変化していますから、置いてきぼりにされると周回遅れならまだしも3周・4週遅れになる世の中です。
若い世代が時代をリードするので注目してますが、内向き志向と外向き志向に大きく分かれている様にお見受けします。
是非世界を舞台に飛躍して活躍して頂きたいと希望します。
世界中から乗り込んでこられて駆逐される前に世界に打って出ることを期待します。
共通言語の英語は必須条件ですから必ずマスターして、後は自分の長所 (個性)を磨くことでしょう。
新元号を期にキラリと光る一流国になることを強く望みます。
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香り満開
早春に芽吹き、今香り発つバラが満開となりました。
今年は春先寒さが有ってちょっと遅れていましたが、頑張って例年通りに咲きました。
岩に這うバラ盆栽は全体のバランスが一番です。
蔓バラだと比較的容易に仕立てることが出来るのですが、一本仕立ての通常のバラを育てているので難易度が高くて苦労が絶えません。
十年以上しないと根幹が太くならないので6~7年先にならないとイメージ通りの容姿にはなりませんが、それだけに毎年育てるのが楽しみな道楽となっています。
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幸せを呼ぶ葉っぱ
この時節、野道を歩くと白い小手毬の花をつけたクローバーが沢山咲いています。
通常は葉っぱが3枚ですが4枚つけたものが稀にあります。
突然変異で現れる為非常に少ないので、探すとなると大変です。
その4つ葉のクローバーは幸せを呼ぶと言われていますから、久しぶりにあやかってみようと童心に帰って、あちこちと探し歩くことにしました。
20~30分程過ぎて諦めていたころに、偶然見つかりました。
お目当ての4つ葉のクローバー、それもすぐ近くにしっかりと葉を広げて2本有りました。
子供の頃を思い出して感激です。
「ラッキー」、きっといいことがあるでしょう。迷信かもしれませんが・・・。 -
分かるかな?
植物の進化で突然変異は重要なプロセスの一つです。
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品種改良には最低でも10年はかかる地道な作業ですが、良いお米を作る重要な仕事の一つです。
私共が作っている稲も、実は突然変異から現在に至ったわけで、自然界でたまたま変異した稲をスクリーニングして固定化させ、新しい品種に育て上げています。
日頃から望むタイプがないか注意深く圃場を観察し、変異体が見つかればそれを大切に交配させて、新種に結び付ける作業に入ります。